久井岩海(国天然記念物)。宇根山家族旅行村から東に約2km、いろんな形をした岩がゴロゴロ。ここは日本最大規模の岩海。聞こえてくるのは風の音と野鳥のさえずり。昭和39(1964)年、国の天然記念物に指定された久井岩海は、三原市最高峰、宇根山(標高699m)の山腹(標高480?590m)にあり「ごうろ」とも呼ばれています。ゆるい谷にそって直径1?7mの巨岩・怪石が特異な景観をなしており、岩の間に耳を近づけると、地下に流水の音。久井岩海は静寂の中で、人々にやすらぎを与えるまさに自然のオアシスです。岩海を訪れると、どうしてこんな大きな岩が、こんなにたくさん、それもこんな所にと素朴な疑問がわいてきます。岩海は、8,600万年前に地中深くにあったマグマが冷えて固まるときにできた岩が、隆起して地表近くで風化され、周りの土が長時間にわたって流されたのち、重なりあってゆるい傾斜の谷に残ったのです。
久井岩海
- 呉市・江田島市・竹原市・三原市・大崎上島町
- 観光: 自然・公園
その他の情報
アクセス情報 |
JR三原駅から車約40分 山陽自動車道三原久井ICから車約25分。 |
---|