鎌倉初期に創建された、椎木八幡宮がその前身と伝えられ、広島城下鬼門鎮守社、更に広島東部の総氏神として、広く崇敬されています。
江戸末期に社殿類焼の難に遭い、現在地に再建されました。明治元年(1868)、浅野12代藩主長勲の撰名により、鶴羽根八幡宮と改称し、明治5年(1872)に鶴羽根神社と改めました。その名の由来は、社殿裏の二葉山(椎木山)のたたずまいが、あたかも羽根を広げた鶴の姿に似ていることで名付けられたといわれています。昭和20年の原爆投下により再建後の装いとなる社殿と共に、古より変わらぬ姿を残す鳥居や灯篭、石畳の太鼓橋などがあります。
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