多聞院

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多聞院
多聞院
多聞院

真言宗寺院 多聞院
当山は詳しくは金剛吉祥如意宝珠山光明遍照寺多聞天王院と称し、本尊は毘沙門天です。
はじめ高倉上皇の夢枕に立たれた縁起で、安芸郡音戸幡見(波多見)に堂が造られ、約370年後天文年中に毛利元就によって高田郡吉田に移され、毛利輝元の広島築城に伴って新庄村に移築遷座されました。毛利のあとをうけた福島正則は慶長9年(1604年)にこの比治山の地を選んで本堂を建て遷座して今日に至っています。
正則は当山初代俊恵に金剛界胎蔵部の双幅の両界曼荼羅と三条小鍛冶宗近の宝剣一振を寄進し、お祝の文書も残されています。
両界曼荼羅は昭和53年9月11日に広島市指定の重要有形文化財に指定されています。境内には持佛堂、毘沙門天本堂、被爆建物の鐘樓、頼家之墓(県の史跡)、植田艮背之墓(県の史跡)等があります。

その他の情報

アクセス情報 広島駅から広島電鉄電車「比治山下」下車徒歩1分