*馬印は「馬験」とも書き、戦場において大将のいる所を示すために作られたものです。長い柄の先に目立つ飾り物をつけ、これを大将の馬前や馬のそばで従者が持って、目印としていました。
この*馬印は、広島藩浅野家初代藩主・浅野長晟の兄浅野 幸長(あさのよしなが)が朝鮮出兵の際に使用したものと言われています。銃痕も残っており、合戦の激しさを生々しく伝えています。
*戦場での目標とした小旗、または飾りのつくりもの
指定年月日:昭和58年(1983年)3月24日
概 要:高さ146cm、笠直径59cm、唐人笠形、下地竹網代金箔押、柄欠失