安芸小富士(あきのこふじ)

  • 広島市
  • 観光: 自然・公園
安芸小富士(あきのこふじ)

標高:278m

似島は広島湾の南西に位置し、北側の安芸小富士と南側の下高山が並んで立つ、周囲16Kmの自然に恵まれた島です。約1万5千年前まで似島周辺はまだ陸地で、ナウマン象もいたようです。その後、海水の流入で6千年前頃には、今の島の原形ができています。

この島に人々が定住し始めたのは約360年くらい前の江戸時代初期頃と言われ、沖合ではイワシ漁が盛んでした。この島は、明治から太平洋戦争終結までの長い間、戦争にまつわる重要な役割を担ってきました。それらの軍事遺産を含めて、私たちにはこの島の貴重な自然を守り続けていくことが求められています。

この島の最高峰である安芸小富士は、富士山に似た優雅な姿で、山林は瀬戸内海国立公園特別地域と林野庁の風景林に指定されています。登山道沿いには「ミモザ」の群生地があり、登山入門者には最適な山です。いくつかの登山ルートからは、広島市街地が一望できるなど、さまざまなパノラマが楽しめます。

 

その他の情報

アクセス情報 広島港から似島までフェリーで片道20分、徒歩