国内で唯一、潜水艦を間近で見ることができる公園で、海上自衛隊の潜水艦と護衛艦がイカリを下ろしています。ここはその昔、呉が海軍の拠点だったことを偲ばせるエリアです。周りは旧海軍工廠のレンガ建造物が並ぶレトロな雰囲気で、戦艦「大和」も近くのドックで極秘に建造されました。時代は変わり、今はだれでも自由に散策を楽しめる公園ですが、「日本近代化の躍動を体感できるまち」として、日本遺産の構成文化財のひとつに登録されています。 「アレイからすこじま」の名前の由来は、呉浦にあった周囲30?40mの「からすこじま」(大正時代に魚雷発射訓練場として埋立)という小島の名称と、英語の小路(アレイ)からきたものです。緑とレンガ色に包まれたアレイ(小路)をゆっくり散策してみませんか? 園内には旧魚雷揚げ下ろしクレーンもあります。