瀬戸内海随一の絶景地
三原市の瀬戸内海沿岸に位置し,1950年,瀬戸内海国立公園の一部に指定
山頂から眺める多島美は,実にすばらしく,瀬戸内海随一と評されています。
大気の澄んだ晴れた日には,四国山地も遠望でき,竜王山山頂からは,しまなみ海道10橋のうち7つの橋を見ることができます。
桜の名所
山頂の園地には,桜(ソメイヨシノ)が植樹され,春には,満開の桜が,周囲の景観に彩りを添えます。
三原瀬戸の「海霧」
瀬戸内海や沼田川河口に面する三原沖では,沿岸に晩秋から冬にかけて霧が発生します。この現象は,具体的には解明されていませんが,主に大気の温度が水の温度より冷たくなったとき,空気が水面上に流れ込むことによって気流が上昇し,水蒸気が生じて起こるといわれ,その多くは,よく晴れ,冷え込んだ日の早朝に発生します。
筆影山から望む海霧は,大変幻想的な光景として広く知られています。
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