歴清社倉庫(被爆建物)

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歴清社倉庫(被爆建物)

1940年(昭和15年)、寺院や屏風用の金紙を製造していた久永金紙押紙工場は、小さな5階建ての塔がある、鉄骨造の工場を増築しました。この5階には消防署員が常駐し、火の見櫓として利用されていました。爆心地から2.20キロメートルで被爆し、工場は全壊全焼。出勤していた職員の多くが負傷しました。1951年(昭和26年)、焼け残った鉄筋コンクリート造の危険物倉庫を利用して工場を再建。現在も焼け残った倉庫の一部が利用されており、新築された社屋の正面には全焼した建物の礎石の一部が保存されています。

その他の情報

アクセス情報 広島駅からJR「横川駅」下車徒歩10分