浄土真宗本願寺派 清原山 蓮照寺(被爆建物)

  • 広島市
  • 観光: 平和(被爆建造物・慰霊碑など)
浄土真宗本願寺派 清原山 蓮照寺(被爆建物)

人類史上最初の原子爆弾が1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、広島市中心部の上空約600mで炸裂し、一瞬のうちに街は焦土と化しました。この地(己斐町)は原爆による焼失は免れたものの1913(大正2)年に建立された蓮照寺本堂は強烈な爆風により大きな被害を受けました。老朽化に伴う修理を重ねてきましたが、いよいよ痛みが激しく2006(平成18)年に門信徒並びに地域の方々のご懇志と広島市被爆建物保存継承事業の助成により被爆の惨禍を後世に伝えるため、蓮照寺本堂の保存工事を実施しました。原爆直後、焼けただれた無惨な姿で幾百にも及ぶ人々がのがれてこられ、寺の本堂で誰にも看取られず悲しい生涯を終えられた無念は決して忘れてはならないことです。 合掌

その他の情報

アクセス情報 広島駅からJR「西広島駅」下車徒歩6分