伝福寺

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  • 観光: 歴史・文化
伝福寺
伝福寺
伝福寺
伝福寺

当寺は旧材木町にありましたが、原爆投下により壊滅。昭和26年、都市計画で現在地に移転しました。開創年月は不詳。開山は十岫宗智大和尚。開基は育翁養公座元。広島市重要有形文化財に指定されている本尊仏は慶長19年の造像で、その頃の開創と思われます。幕末の豪傑拳骨和尚(物外不遷和尚)は十二世圓瑞観光大和尚の弟子で、当寺境内には拳骨和尚が河原で見つけ、傳福寺に持ち帰った石地蔵が祀られています。また、境内のタイ様式の仏舎利塔は、世界平和を祈念して建立されました。バンコク市のボーウォーンエイウェー寺から分骨された真正仏舎利(釈迦の遺骨)が納められています。

毎週火曜日には坐禅会を行なっており、誰でも無料で坐禅を体験する事が出来ます(要予約)。