原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)(史跡)

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原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)(史跡)

指定年月日:平成7年(1995年)6月27日

原爆ドームは、1915年(大正4年)に広島県物産陳列館として建設されました。中央にそびえる銅板葺の卵型ドームがあるヨーロッパ風の建物は珍しく、当時の広島のシンボルでもありました。物産品の展示・販売だけでなく、県美展の会場になるなど、博物館・美術館としての役割も担っており、1933年(昭和8年)に産業奨励館と改称しました。1945年(昭和20年)8月6日、爆心地からわずか160メートルの至近距離で被爆。ほぼ真上から爆風が到達したため、建物の壁の一部は崩壊を免れました。平成8年(1996年)、世界遺産に登録された原爆ドームは、被爆当時の姿のまま立ち続けることで、核兵器の廃絶と世界の恒久平和の大切さを訴え続けています。

その他の情報

アクセス情報 広島駅から広島電鉄電車「原爆ドーム前」下車