1927年(昭和2年)、旧制広島高等学校講堂として建築されました。古典様式を取り入れた鉄筋コンクリート造で、正門正面に位置していたことから、学校のシンボルとなりました。音響効果も優れていたことから、学生たちのサークル活動の場としてだけでなく、NHKもリサイタルなどを行っていました。爆心地から2.69キロメートルで被爆。木造の本館などは半壊しましたが、講堂をはじめ鉄筋コンクリート造の図書館・化学教室は、窓などの損傷ですみました。広島大学教養部と附属学校の校地交換により、1961年(昭和36年)からは広島大学附属中・高等学校講堂となり、現在も式典や学校行事などで利用されています。1998年(平成10年)9月2日、国の有形文化財として登録されました。
広島大学附属中・高等学校講堂
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その他の情報
アクセス情報 | 広島駅から広島電鉄電車「広大附属学校前」下車 |
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