広島平和記念資料館は、原子爆弾による被害の実相を世界中の人々に伝え、ヒロシマの心である核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に寄与することを目的に、1955年(昭和30年)に開館しました。
1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、広島は世界で初めて原子爆弾による被害を受けました。まちはほとんどが破壊され、多くの人々の生命が奪われました。かろうじて生き残った人も、心と体に大きな痛手を受け、多くの被爆者が今なお苦しんでいます。
平和記念資料館は、東館・本館からなり、被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料を収集・展示するとともに、広島の被爆前後の歩みや核時代の状況などについて紹介しています。
このほか、被爆者による被爆体験講話会などを実施するほか、平和学習のための資料の貸出しも行っています。
また、原爆の非人道性や原爆被害の凄惨さを伝えていくため、平成22年7月に策定した「平和記念資料館展示整備等基本計画」に基づき、平成23年度から平和記念資料館の本館・東館を合わせた常設展示の全面的な更新を行い、平成31年4月25日(木)に本館をリニューアルオープンいたしました。
本館のリニューアルオープンにより常設展示の展示整備は完了し、平成29年4月にリニューアルオープンした東館と合わせ、全ての常設展示をご覧いただくことができるようになりました。
東館外観
東館3階:ホワイトパノラマ(平和記念資料館写真提供)
東館3階:メディアテーブル(平和記念資料館写真提供)
東館2階:メディアテーブル(平和記念資料館写真提供)
東館3階:個別ビデオブース(平和記念資料館写真提供)
本館
広島平和記念資料館 動画