【似島臨海少年自然の家】
主に広島市内の小・中学生を対象とした野外活動施設です。自然の家は、似島の豊かな自然の中で集団宿泊生活を行うことで、情操や社会性を身につけ、心身を鍛錬し、少年の健全育成を図ることを目的に設立された施設です。
似島臨海少年自然の家では、野外炊飯、キャンプファイア、近隣の海浜でのローボート漕艇や海カヌー、各種フィールドゲーム(ディスクゴルフやグリーンアドベンチャーなど)の活動ができます。
体育棟には、屋内ファイアができるプレイホール、一度に60人が学習できる研修室があります。
また、施設内にはウォータースライダーを備えた流れる海水プールがあり、遊泳期間7/1?9/10にはプールで楽しむことができます。
カヌー期間4/1?6/23(12:00まで)・9/11?11/30ではプールでカヌー体験をすることができます。
似島臨海少年自然の家のある場所には、元々「似島陸軍第二検疫所」という陸軍の施設が設けられ、そこでは帰還した兵士たちの検疫が行われていました。また、ある時代にはドイツ人俘虜(捕虜)収容所も併設され、菓子職人のカール・ユーハイム、ソーセージ職人のヘルマン・ウォルシュケ、サッカー選手のフーゴー・クライバーも収容されていました。菓子職人のカール・ユーハイムは日本で初めてバウムクーヘンを作り、現在の原爆ドーム(物産陳列館)でのドイツ人捕虜による展示即売会に出品しています。似島臨海少年自然の家では、当時と同じ材料と同じ方法でバウムクーヘン作り体験をすることができます。(要予約)
小・中学生の野外活動利用のほか、家族やグループなど一般の人も利用できます。
【宿泊棟】
A棟・B棟(和室)/宿泊室(8部屋)<各8人>・リーダー室(1部屋)<4人>
C棟(2段ベッド)/宿泊室(8部屋)<各8人>・リーダー室(1部屋)<4人>・研修室(1部屋)<30人>
【キャンプ場】
バンガローテント固定式12人用×10基<120人>