被爆後、アメリカ人のフロイド・シュモー氏が住まいを失った広島の人々のために建設した建物があります。広島市は、その中で「シュモー会館」と呼ばれていた建物を移転・改修し、被爆後の広島に寄せられた海外からの支援を紹介する施設「シュモーハウス」として、平成24年(2012年)11月1日に開館しました。館内では、シュモー氏の活動のほか、被爆直後の広島に大量の医薬品を届けたスイス人医師マルセル・ジュノー博士や、肉親を失った子どもたちへの援助運動を手掛けたノーマン・カズンズ氏など、被爆後の広島に寄せられた海外からのさまざまな支援を紹介しています。
シュモーハウスでは、展示解説員が建物や展示内容についてのガイドを行います。ただし、希望日時の2週間前までに平和記念資料館学芸課(TEL082-241-4004)への申込みが必要です。