段原地区町民慰霊碑

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  • 観光: 平和(被爆建造物・慰霊碑など)
段原地区町民慰霊碑
段原地区町民慰霊碑
段原地区町民慰霊碑

【建立年月日】昭和34年(1959年)8月6日
【建立者】段原本通商店街、段原大畑町町内会、段原東浦町上組町内会、同下組町内会、段原新町上組町内会、同下組町内会、段原末広町町内会、段原中町上組町内会、同中組町内会、同下組町内会、南段原1丁目町内会、段原日出町町内会、段原山崎町町内会、段原本通商店会
【来歴】比治山の爆心地の反対側に位置する段原地区は、家屋の倒壊も少なく、火災も発生しませんでしたが、建物疎開作業のため雑魚場町(現在の国泰寺町一丁目。爆心地から1.2キロメートル)に動員された地区住民など、地区内では約800人が犠牲になりました。こうした犠牲者を慰霊するため、きのこ雲に似た形の石で碑を建立しました。碑の横に山本康夫氏による「原爆に あまた逝かせし なげきのみ うづきてやまず きのふのごとく」という歌碑があります。毎年8月6日、碑のそばの川で慰霊のための灯ろう流しが行われています。