祇園慰霊碑

  • 広島市
  • 観光: 平和(被爆建造物・慰霊碑など)
祇園慰霊碑
祇園慰霊碑
祇園慰霊碑

【建立年月日】昭和45年(1970年)7月
【建立者】祇園地区慰霊碑建設実行委員会、祇園地区社会福祉協議会
【来歴】旧祇園町の日清戦争から太平洋戦争までの戦没者と原爆犠牲者(146人。うち原爆犠牲者は動員学徒38人、義勇隊8人、徴用工7人、軍人6人、勤労報国隊2人の61人)を慰霊するため、建立されました。碑は当初1932年に祇園小学校内に建立されましたが、占領政策を受けて1946年に政府が打ち出した方針(学校及び公共用地等にある忠魂碑等の撤去)に伴い、地元民が解体して地中に埋めました。日本の独立回復後、新しく戦没者慰霊碑を建立したいという声が高まり、1970年、地元民から寄せられた募金により現在の碑が建立されました。毎年7月末か8月上旬、遺族会による慰霊祭が行われています。