山本忠魂碑

  • 広島市
  • 観光: 平和(被爆建造物・慰霊碑など)
山本忠魂碑
山本忠魂碑

【建立年月日】昭和42年(1967年)8月(修復)
【建立者】山本地区民有志・遺族会
【来歴】旧山本村の太平洋戦争までの戦没者と原爆犠牲者(72人。うち原爆犠牲者は動員学徒24人、国民義勇隊2人、徴用工2人、勤労報国隊2人、軍人1人、軍属1人の32人)を慰霊するため、建立されました。碑は当初1935年に建立されましたが、占領政策を受けて1946年に政府が出した方針(学校及び公共用地等にある忠魂碑等の撤去)を踏まえ、地区民は「忠魂碑」の文字をセメントで埋め、「平和塔」として保存しました。日本の独立回復後にはセメントを除去し、忠魂碑に復元しました。1967年には碑の修復の際、原爆犠牲者なども含めて慰霊しました。毎年8月15日、碑の前で遺族などによる慰霊祭が行われています。