川内村戦没者戦災死者供養塔

  • 広島市
  • 観光: 平和(被爆建造物・慰霊碑など)

【建立年月日】1953年(昭和28年)12月6日
【建立者】川内村未亡人会(白梅会)
【来歴】安佐郡川内村温井(現在の安佐南区川内地区)から中島新町(現在の中島町。爆心地から650メートル)に出動した川内村国民義勇隊の先発隊は、現場で建物疎開作業中に被爆して全滅しました。また、後続隊は現場に向かう途中で被爆し、無傷で帰って来た人もいましたが、後に原爆症に苦しむ人も少なくありませんでした。碑はこうした原爆犠牲者と第2次世界大戦の戦没者を慰霊するため、建立されたものです。川内村国民義勇隊の犠牲者を慰霊する碑として、「義勇隊の碑」(中区)と「安佐郡川内村原爆精霊供養塔」(西区)があります。毎年8月10日ごろ、川内小学校校庭で川内学区社会福祉協議会主催による慰霊祭が行われています。
※見学する場合、事前連絡必要(見学希望日時、代表者氏名、見学者数、連絡先を電話(082-877-0044)で)