全損保の碑

  • 広島市内中心部
  • 観光: 平和(被爆建造物・慰霊碑など)
全損保の碑
全損保の碑

建立年月日 昭和40年(1965年)8月6日

被爆当時、市内には14の保険会社に200人の社員が勤務しており、そのうち89人が原爆の犠牲となりました。

この碑は、広島の全損保労働組合が全国の仲間に募金を呼びかけ、その際、碑文や碑の形も募集しました。

戦後まもない頃の多くのモニュメントが占領政策の影響を受ける中、「なぜ あの日はあった なぜ いまもつづく 忘れまい あのにくしみを この誓いを」という碑文は原爆投下の犯罪性を鋭く指摘し、平和な世の中を築くための行動を新しい世代へと継承させることを呼びかけており、その意味で存在意義の大きいものとなっています。

この近くの碑や施設など
ローマ法王平和アピール碑
被爆したアオギリ
峠三吉詩碑

 

その他の情報

アクセス情報 広島駅から広島電鉄電車(路面電車)「原爆ドーム前」下車
平和記念公園内、平和記念資料館(東館)北側。